展覧会

横須賀市所蔵
ひろがる美術 1945-2000

2005年7月23日 (土) 〜 2005年8月28日 (日)

休館日 水曜日


1945年の敗戦から1960年代の高度経済成長を経て、日本社会はめまぐるしく変化し、人々の生活、価値観は多様化しました。そしてこの変化と多様化は、美術分野にも見ることができます。  
洋画では、戦前から制作をおこなっていた難波田龍起、山口長男らが戦後になって抽象への傾倒を強める一方で、麻生三郎、朝井閑右衛門らは抽象絵画全盛期にあっても具象の側にとどまりました。猪熊弦一郎や川端実、愛嘔らはアメリカに拠点を移して制作活動を行いました。また日本画では、既存団体に属して作品を発表した人々に対し、画壇の閉鎖性、因習を批判してパンリアル協会を立ち上げた三上誠の存在を見逃すことはできません。さらに彫刻では、日本の抽象彫刻のパイオニアである堀内正和とそれに続く世代の若林奮が鉄など金属を多用したのに対し、江口週、最上壽之は木による抽象彫刻を数多く制作するなど表現、素材、制作方法に広がりが生まれました。1970年以降には、絵画のあり方そのものを問う中西夏之、高松次郎らが登場し、新たな展開が始まりました。  
本展覧会では所蔵品の中から1945年以降に制作された洋画44点、日本画・工芸9点、彫刻9点を展示します。1945年以降の美術の多様性と広がりの一端をご覧頂ければ幸いです。


基本情報

期間2005年7月23日(土)~8月28日(日)
休館日水曜日
観覧料(税込)無料
会場横須賀市文化会館 市民ギャラリー
主催横須賀市教育委員会美術館開設準備室

同時展示

平成16年度・17年度新収蔵作品も併せて展示いたします。

川端龍子、梅原龍三郎、海老原喜之助、岸田劉生、木村荘八、中村彝、藤島武二、藤田嗣治、前田寛治、村山槐多

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